スモーキー・ブルースカフェ

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ドレスコーズ のアルバム「1」を今更レビュー

このアルバムが大好きだ。

これは僕とドレスコーズ を繋いでくれたアルバムでもある。
その時、音楽(作曲)を始めたばかりの僕はバンドへの憧れから1人バンドを名乗っていた。
そんな中ネットのニュースでドレスコーズから3人が抜けて志磨さん1人のバンドになったという記事を見た。

そのままその記事のリンクから「スーパー、スーパーサッド」のPVへと飛んだのだ。

この生活感、朝を彩るロマンにやられた。
iTunes Storeでこの曲を買った。
その後まもなくフルアルバムをも買った。

その後ネットで検索し「山田玲司のヤングサンデー」を知った。
この曲を弾き語る姿がカッコ良くてねぇ。
その回の後半が観たくて入会したままどっぷりヤンさんにハマったのだ。

さあそんなアルバム「1」の話。

このアルバム今でもちょくちょく聴きたくなる。
「聴く」ではなく「聴きなくなる」、「欲する」のだ。


●折角なので全曲レビューを。

1 復活の日
ラフな録音の様な入りから始まるアコギ弾き語りの曲。歌詞はとても切なく大切な人が去って行ってしまった様な内容。あのフックとなっている印象的なコードなんだろう?と未だに分からないずにいる。我の耳コピ力の未熟さよ。。

2 スーパー、スーパーサッド
PVもあるこのアルバムのリード曲。とにかく名曲。
ここまでポップに「悲しみ」を表現出来るのは志磨遼平の真骨頂ではないだろうか。
この名曲ライブの締めの定番になるのでは?と思ったが今や必要無いという事実に驚き。1人になって水を得た魚の様に止まらぬ進化をする姿には感服。

PVの監督の松井大悟さんとの対談が面白い。撮影の裏話等も。

3 Lily
やさしいピアノソング。歌詞は自分を描いた様な、自虐も効きつつ童話の様な仕上がり。
ライブでギターでやるとこれまた良いのだ。
これを聴いてピアノ伴奏の曲作りたいなと思ったまま未だに作っていない。

4 この悪魔め
元毛皮のマリーズのヒロティの美しい歌声が聴ける。
アドレス帳に女友達がヒロティしか入ってなくて頼んだという志磨さんらしいエピソードが。

5 ルソー論
ギターリフが印象的。なんかダークな印象で最初はあまり聴いてなかったが、聴き込むと凄くカッコ良い。
DVDの副音声では志磨さんのかわいいダンスも話題に。笑

6 アニメみたいな
アルバム発売当時に志磨さんがに出た際、パーソナリティが「この曲が1番印象的です。」みたいな事を話したんですが、この曲は長岡亮介さんという方がアレンジしたり、アニメされたり唯一他人の手が入ってる曲で、なんか聴いていてばつが悪かった覚えがあります。まあよく考えたらそこも込みで売り出したかった台本だったのかなと思ってみたりも。

7 みずいろ
悲しみをと孤独感をしっぽり歌った様なメラリンコックな曲。ライブDVDでの長谷川智樹先生の綺麗なギターが印象的です。
確かDVD副音声でも誰かが言ってたかな?「休みは日曜日だけ。」という歌詞が何故かとてと頭に残る。笑

8 才能なんかいらない
軽快で綺麗なアレンジの曲。インタビューでも指摘されてましたが歌詞に「才能なんかいらない」的な部分は無し。才能で出来た様な人が「才能なんていらない」と言う所がなんとも刺さるタイトル付けだなと思いました。

9 もうがまんはやだ
これ大好きです。このどストレートさ。メンバー脱退後ですし色々繋がっちゃうもので。因みに「僕たちのロックンロールアワー 何世紀だったの?たったそれだけ?」ここはメンバーとの時間についての歌詞だとか。
「もうちょっとだって我慢はやだ」いやー痺れますな。笑

10妄想でバンドをやる
これはストレートに1人だけどバンドやってくぞ的にとりますよね。ちょっとベンチャーズ的なサウンド。
しかし改めて聴くと面白いメロディーとアレンジだな。幅広いなと思いました。

11 あん・はっぴいえんど
これ大好きです。最初はこの曲が表題曲というかメイン曲だったって何かで言ってました。
シンプルだけどイントロのフレーズが好き。
全体的に志磨さんが弾いてるから難しい事をしてないのがアルバム通して好きなんです。
そしてこの自虐の極み。真骨頂ではないでしょうか。
こんなポップに破滅的な歌を歌えるなんてやはり天才ですな。

12 Reprise
繋ぎのトランペットフレーズです。

13 愛に気をつけてね
何よりタイトルが強烈!
確か山田玲司のお言葉だったはず。

独特の曲調。最初聞いた時、まさか暫くの間ライブのラスト、締めの一曲になるとは思わなかったな。

「あんたなんか あんたなんか」からの 「きらい!」で終わるのはなんとも志磨さんらしい。
この状況でなければ生まれなかった奇跡の一曲ではないでしょうか。


まとめ

なんか最初は全曲レビューなんてする気なかったんだけどノリでやっしまったのでかなり薄いのはお許しを。笑

とにかくこの絶望的な状況で作られたこのアルバム。
1人になったからというのもあるけど、とにかく志磨さんの自我が爆発していて大好きだ。

大の大人が「我慢はやだ!」「僕の召され方 ろくなもんじゃないのは確か」「愛に気をつけてね」とかとか、歌うのは最高じゃないですが。

寂しく、切なくも、絶望的なのに何故か強い!!

アレンジも演奏もシンプル故に、志磨遼平の才能が浮きだって爆発しているアルバムだと思います。

ご一聴あれ!!


参考インタビュー
【後編】ドレスコーズ・志磨遼平のロング・インタビュー後編は、今作『1』をどのように、どんな思いで制作したのか、一曲一曲じっくりと聞いた。 – 音楽WEBメディア M-ON! MUSIC(エムオンミュージック)


「1」【通常盤】

「1」【通常盤】

愛に気をつけてね

愛に気をつけてね

  • ドレスコーズ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
もうがまんはやだ

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  • ドレスコーズ
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あん・はっぴいえんど

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  • ドレスコーズ
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