スモーキー・ブルースカフェ

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真夜中のハーリー&レイス 菊地成孔戦の感想と雑感

前回のブログに書いた様に先日菊地成孔さんが『真夜中のハーリー&レイス』に出ました。

なんだかんだで3回聴いちゃったから感想と気になった発言を書きます。

プロレスには浄化作用が有る

これは菊地さん発した意味と少し違うかもしれませんが、僕もそう感じていました。

昨日なんかも久々にG1の試合を何試合か見たのですが、フィニッシュした瞬間の浄化感、カタルシスがとても気持ち良いなと改めて感じました。

技を積み重ね、流れを作り出した上でのフィニッシュ。もしくはその流れを利用して一瞬の隙をついてのリバース。

これはボクシングや総合格闘技の一発KOでは味わえない感覚ですね。

人間には100%or100%ヤオどちらも無理


これも凄く頷けます。

少年時代に実家のお店で数多くのストリートファイトを見てきた菊地さん曰く、ケンカでさえ最後までガチではない事が多いと言っていました。

反対も然りで、プロレスも明らかに気持ちが入っているのは解りますし、どう見ても物凄く痛い技は有ります。

見ている方も試合中は熱くなり感情移入して見入ってしまいます。

そこには意識的にブックの存在を忘れる、とかではなく自然とそうさせる試合をレスラー達がしているのです。

あんなに大汗かいて、あんなに息を切らして、時には涙さえ滲ませ闘う男達の情熱、パワーに我々の感情は一段階上に持ち上げられます。

昨年のG1で真壁が死闘を制した時、1.4で棚橋が中邑に勝った時、自然と流れ出た涙は自分でも驚きました。

プロレスはリアルを演武するもの神事である


リアルだから演じる必要はない、と思われるだろうが、人はリアルを忘れがちだから演じると仰てました。

最近見た試合で1番リアルを映し出していたのは去年のG1の柴田vs石井かな。

お互いの打撃が激しく、スリーパーで石井は泡を吹いていた。

去年のG1では後藤、天山の2人が怪我で途中離脱した。

鍛え上げられた男がリタイヤする程のハードな演武である。

田口華ちゃんのお父上が言った通り、そこにガチもヤオもなく、あるのは、
プロレス
である。

正直僕自身PRIDEが出て来た時はプロレスから離れ、流れた。

しかしプロレス好きの先輩方がブック有り気での楽しみ方を教えてくれた気がする。

ここをどう消化し楽しむかが全てなんだなーと思う。