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かくかくしかじか/東村アキコを読みました

この漫画は東村アキコ先生の幼年時代からの生い立ちと有名漫画家になるまで経緯を描いた自伝漫画です。

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僕が東村アキコ先生を知ったのは大好きでバイブルとしているニコニコチャンネル「山田玲司ヤングサンデー」にゲスト出演した回を観てでした。

この番組で知ったという事は先生の漫画を読んだ事は無かったのです。

しかししかし、先生の印象は鮮烈でした。

兎に角綺麗でパワフル、そして面白い!

面白いなんてある意味最も安っぽい表現ですが、僕はこんなに面白い女性を観た事が無かったのです。

先生の面白さとは決して芸人さんの様に女を捨てず、むしろ女を武器にして、とでも言いましょうか、そんな面白さ。

そして先生に魅力を感じると自ずと作品に興味が行くわけで、「かくかくじかじか」を読みました。
◉感想
強烈!日高先生
まずこの漫画で最も印象的なのは日高絵画教室の日高先生でしょう。

アイアンクローを武器に(笑)老若男女区別なく繰り広げるスパルタ指導はあまりにも強烈!

勝手な印象ですが、アッコ先生のキャラ的に、まさかこの様な強烈な先生の下でスポ根全開での修行時代が有った事に驚きでした。

今の先生の印象からはとても想像できなく意外だなと。

アッコ先生の凄さ
読んでいて凄いなと思ったのがなんといってもここ一番の追い込みというか爆発力。

ピンチになった時の気合と根性が凄まじく大抵の人ならここで折れちゃうんじゃないかな?というピンチを何回も猛烈な気合と根性(勿論才能があっての事ですが。)で乗り越えている。

昼は働き、夜は絵画教室で講師、夜中に漫画を描く。

こんな事、いくら好きでも中々出来ません。

当たり前ですが、才能の有無はあれど、やり続けたものが残るのだなと実感。

師弟愛
日高先生は本当にストレートで、激しくて、ぶきっちょです。(これでも控えめに描いたとの事。)

そんな先生がなんだかんだ言いながらもアッコ先生の才能に気付き、支え寄り添っていく過程がなんとも暖かくて心揺らされます。

アッコ先生も先生からの教えやアドバイスには基本的に1度も首を横に振りません。

時に距離的にも、気持ち的にも離れる2人ですが、一本の線は切れずという感じで必ず再開、そして共和するのです。

まとめ
紆余曲折、様々な状況や場面が有りながらも、芯は師弟の二人三脚物語です。

ずっと一緒に居ないし、必ず同じ方向を向いている訳ではないのになんだかんだで噛み合う2人の歯車と推進力が爽快です!

そして、一流の人ってここぞの集中力と瞬発力が尋常じゃない!


また、アッコ先生が回想しながら日高先生に向けて放つ言葉はとても暖かく、とても寂しいのです。
日高先生への感謝と心残りで溢れています。

これを読むと自分も恩ある人へ対して後悔無い様に接せねばと考えさせられます。


冒頭にも書いた様に破天荒でイケイケなアッコ先生に、この様な地獄(良い意味も含め)の様な日々が有ったと知り驚きと共に先生への尊敬の念が一段と深まりました。

次々回の「山田玲司ヤングサンデー」はアッコ先生祭りとの事。

また一味違う目で先生の暴れっぷりを拝見したいと思います。